こむちゃ

君=花がトライアングラーをまくるというまさかの、しかし熱い展開。発売日が同じ2曲が時期をずらしてトップを獲得という流れは、昨年末のJOINTとダウトラを彷彿とさせます。あの時はダウトラが驚異的な粘りを見せたこともあり徐々に差がついていきましたが、今回はどうなるのか注目。
下位では激動が3ランクアップ。Dグレタイアップ強し。

小ネタ

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昨年のロストシンフォニーがトップ3入りし、いよいよブレイクか?と期待の高まる中でリリースされた新曲。が、蓋を開けてみたら最高位8位、4週ランクインとロスシン以前の推移に戻ってしまったと。残念無念。というわけで、反省会のはじまりはじまり。
例によって、原因となりえる要素をそれぞれ比較してみます。タイアップ。前作はなくて今作はあり。売上。ちゃんと調べてませんが、クロッシングのほうがやや増えたようです。発売日。前作は6月末、今作は5月末。たった1ヶ月、されど1ヶ月。
一見すると、タイアップや売上ではポジティブな要素があるように思われますが、それでもチャート上は弱くなっているのが現実。なので、先入観を取り除いて事実だけを受け止めてみましょう。つまり、「タイアップをつけたから弱くなった。売上が上がったけど、あまり関係なかった。発売日が悪かった。」と。
分かりやすい売上から解説。ロスシンに比べクロッシングは1000〜2000ぐらい増加したそうですが、今こむちゃーとでトップを獲る楽曲というのは売上5万枚を超えるようなのがゴロゴロしているわけで。そんな中で1000や2000の増加など、微々たるものでしかないでしょう。ネガティブでは無いにしても、決してポジティブな要素でもなかったと。
タイアップは他の声優さんのケースで見られるように、ただ付ければいいというわけではないようです。確変が起こるようなタイアップは年に数えるほどですし。むしろ、タイアップを付けたがゆえに発売日が限定されてしまうことによるデメリットの方が大きいように思われます。
ロスシンが躍進した要因の一つに、6月末というリリース時期が挙げられます。春改変の楽曲が一通り出揃った直後で、かつ7月以降は有力曲があまり無いという絶妙なタイミングがチャート推移に与えた影響は少なからずあっただろうと。ですが、今作はタイアップが付いていた都合上これができず、有力曲が並ぶ5月末の発売になった結果、チャートも伸び悩んでしまったという側面もあると思います。こうしてみると、タイアップと発売日には微妙な相関関係があると言えるかもしれません。
以上。あと、主観が多分に入るので上の分析では除きましたが、曲人気も影響してたかなぁと。いずれにしても、やはり残念な結果です。次作での巻き返しに期待。