リトルバスターズ!感想 西園ルート+α

連休を(ムダに)フル活用し、一気にペースアップ!ちょっとは自重したほうがいいと思うよ、自分。以下、ネタバレ含む。
メンヘル、もといメルヘン腐女子ルート。まぁ、メンヘルもあながち間違ってないような気もしますが。
クリア済の葉留佳、来ヶ谷ルートと比べて目についたのは、ストーリーの構成の丁寧さ。日傘を手放さない理由とか、牧水の短歌とか、デジャブや記憶の混合のくだりとか、短歌コンクールなどの複線が無理なく自然に組み込まれ、そして回収される様は非常にきれいで、読書好きのキャラクターとも非常にマッチしていて良かったな、と。
ただ、きれいすぎて突き抜けるものが無くパンチ力に欠けるかなぁとも。この辺、来ヶ谷ルートでも感じたのですが、どうも今作は個別ルートではあえて力をセーブしてるような印象を受けます。個別ルートはあくまで最後への複線でありここで感動するのはまだ早いよ、みたいな。来ヶ谷ルートにしても西園ルートにしても「夢と現(うつつ)の境界は曖昧だよね」という大きなテーマが前提としてあって、それは理樹の病気の複線とも何気にリンクしてて。個別ルートで若干残る消化不良な部分はラストで全て解消されるのではないか、という淡い期待を持ってたりもします。希望的観測ですが。
で、タイトルに書いた+αですが、鈴ルートも多少進めました。こいつは最後にしないと絶対バッドエンドになるけどCGコンプのためにはやっといた方がいいよ、的な情報が攻略サイトにあったのでそれだけのために。よって特に感想というような感想はないのですが、杉並さんの不憫さには軽く泣けました。扱いはしょうもないにしても、せめて立ち絵くらい用意してあげてください。笹瀬川の取り巻きにはあるのにこっちには無いとか、かわいそすぎる。
今後は、小毬→クド→鈴と続ける予定。