リトルバスターズ!感想 葉留佳ルート

ようやく、一人目クリア。長かった。以下、ネタバレ含む。
重いよー。何、この重さ。展開が鬱すぎて、途中で何度も投げそうになりました。物語の本質は三枝昌が言ってたとおり「滑稽な話」であり、勘違いから生まれた姉妹喧嘩というだけなのですが、それをとことんドロドロに書いてきたわけで。そりゃあ、読んでて暗い気分にもなるわなと。共通ルートでの葉留佳の軽薄なキャラとのギャップがすごいから、余計すごみがありました。多分、この辺はスタッフの計算どおりなんでしょうけれど。
設定面でいうと、双子のいざこざという話はCLANNADの藤林姉妹で使用済みであったりしますが、もっとドロドロしたものが書きたくてとりあえず片親を分けてみた、ってところでしょうか。異父性二卵生双生児とか因習とかはさすがにやりすぎじゃないかと思わないこともなかったですが。でも、二木と三枝っていうネーミングセンスは好きです。ラスボスで一森さんが出るのかな?と思ったのは、自分だけではないはず。
要するに面白さよりも意外さが勝ったシナリオだったな、という印象。プレイ前のイメージとしては、個別ルートに入った後も恭介や真人達とも絡んで「俺たちリトルバスターズ!」とか言いながら皆で問題を解決していくのかと思っていたんですけど、葉留佳ルートに関しては理樹一人でしたし(しかも、あくまで葉留佳のサポート的な立場)。他ルートもこんな感じなんでしょうか。そうだとすると、謙吾が空気すぎるんですが。他ルートではサブキャラにもスポットが当たる展開を希望。
というわけで、葉留佳は終了。次は来ヶ谷にしようかと思ってるですが、この人のフラグがイマイチわかりずらくて、苦戦しそう・・・。あと、時間短縮のため、バトルとか野球はスキップでやろうかなぁと。個別ルートに入ってからあんなに長いとは。