DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

購入後4ヶ月以上積読状態だったものを、ようやく読了。「何で今さら?」という問いに「アニメで南空ナオミが出てるのを見て、小説の存在をふと思い出したっつーか、それまで完全に忘れてた。」とか答えるとモノを投げつけられそうですが、ほんとのことだからしょうがない。
感想としては、意外にミステリー色濃いなあというところ。戯言シリーズの中盤以降からミステリー色がほとんど無くなっていたので、正直そういうのはあんま期待してなかったんですが嬉しい誤算。ただ、その分戯言シリーズのような台詞遊びは影を潜めており、そういう点では維新ファンからの受けは悪そう。雰囲気的には「きみとぼくの壊れた世界」が一番近いかも。自分としては台詞遊びはいらんからミステリー書いてください派なので、こういうのはアリ。まぁこんなのでミステリーとか評価しちゃうとホントのミステリーファンからは怒られちゃいそうですけど、いいんですよ、維新だったら。何、その屁理屈。
てな具合に、維新熱が再燃しそうな雰囲気。新刊もちょこちょこ出てるので、年末暇なときにでも手を出してみようかと画策中。